離婚裁判で証拠になるものってどんなもの？

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離婚裁判で証拠になるものは？

離婚裁判を行うということは離婚したいということになりますから、そのために離婚するしかないという結論に至るような証拠が必要ということになります。

離婚を希望する場合にはそれなりの理由がありますが、その理由を確実なものとするための証拠ということになります。

理由を大きく考えると不貞行為、悪意の遺棄、婚姻関係の破綻といったところでしょう。

不貞行為というと浮気ということになりますが、証拠としては誰が見てもこれは浮気をしていると分かるような証拠が必要となってきます。

例えばラブホに出入りしている写真、だれが見ても肉体関係があることがわかるメール、不倫をしている相手が不倫していることを認めたというようなものとなってきます。

では悪意の破棄とはというとまず、これは、夫婦はお互いに助け合うという義務がありますがこれに反していることになります。

証拠としては、生活費を入れてもらっていないことを証明するもの、別居しているような場合には、別居し始めた日が分かるものなどとなってきます。

もう1つ婚姻関係が破綻しているという場合には、DVなどがあれば、それを証明することができるような診断書となってきます。

また性格の不一致ということであれば、それを証明することができるような喧嘩の録音や会話のないことを証明することができるようなメモなども証拠となります。

このように離婚裁判では、離婚する理由となるものを証明することができるものが必要となってきます。

日記も証拠になるの？

離婚裁判の証拠といってもなかなか難しい時もありますが、日々の生活をつづった日記などはとても重要な証拠となってきます。

喧嘩のことを書いてあったり、生活費が入らないことが書いてあったりと日記には様々なことが書かれていることが多いのですが、こういった記録は裁判での証拠としても認められますから日記は重要なものとなってきます。

もちろんそれだけではなく生活費が入らないということであれば通帳なども証拠となってきます。

他にも不貞行為ということでも帰宅時間など記録してあれば証拠の一部として利用することができる場合もあります。

きちんとした証拠として使用することができるのかは、写真などのしっかりとそれがわかるものでないものでも証拠として判断することができるものもあります。

判断は難しくなってきますが、裁判となると離婚調停とは違って法的な知識がとても重要となってきますから弁護士をつけるというのが通常の流れとなります。

証拠に関してもまずは使えるのかどうか弁護士に相談してみるとよいでしょう。