悪徳探偵もいる！完全成功報酬で生じる問題とは？

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「完全成功報酬」によるトラブルが増えている！

探偵や興信所の中には、「完全成功報酬」というシステムを利用して、依頼者に不当な金額を請求するところもあるようです。

今回は、そんな悪徳探偵とも言える業者の手口や勧誘パターンについて、詳しくご紹介していきます。

「まだ調査中です！」というフレーズを多用する

完全成功報酬で調査を行う探偵の多くは、最初に払った着手金に対して「失敗した場合は返金します」という契約を結んでいます。

しかし悪徳探偵社の場合は、「まだ調査中なので…」とか「あとちょっとで調査が完了するので…」という曖昧なフレーズを使って、なかなか結果を出そうとしないため、注意が必要です。

このような「結果の先延ばし」や「失敗の回避」とも言える状態にしないためには、契約書の中できちんと「調査期間」を明記してもらう必要があるでしょう。

経過を教えてくれない

完全成功報酬というシステムによって詐欺まがいの行為を行う探偵社は、「完全成功報酬だから、調査の経過は教えられない」という回答をすることが多いです。

このようなトラブルを回避するためには、調査期間の途中に、「経過報告日」を設けてもらうと良いでしょう。

調査の失敗を理屈でごまかす！

浮気調査の場合は、「浮気をしているか？していないか？」ではなく、「浮気をしている明らかな証拠を調べること」が探偵依頼の目的となります。

証拠のない状態で「旦那さんは浮気をしていないと思います！」と断言してしまう探偵は、自分の調査失敗を理屈でごまかしているとも考えられますので、相手のトーク力にまかれないように注意をすべきと言えるでしょう。

どう考えても納得できない返答が来た場合は、弁護士などの「法律の専門家」に相談をするのもおすすめです。

実際は完全成功報酬プランがない！

なかなか集客のできない探偵社の中には、実際は取り扱っていない「広告掲載のためだけの完全成功報酬プラン」を用意しているところもあるようです。

このような業者では、「今回の依頼は完全成功報酬プランでは難しいですが、お客様には特別で…」と他の提案をしてくる傾向がありますので、「特別」という言葉に流されない冷静な判断力も必要になると言えるでしょう。

まとめ

「完全成功報酬」という支払い方法には、依頼者にとって注意すべき点が非常に多いと言えそうです。

最初に問い合わせた1社目で契約をしてしまうと、「不当な完全成功報酬のワナ」にはまることも考えられますので、最低でも2～3社に問い合わせや見積り依頼をして、じっくりと比較検討をするようにしてください。