離婚する場合には、調停離婚をおすすめする理由はズバリこれ！

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離婚する場合には、調停離婚をおすすめする理由はズバリこれ！

一番の理由は話し合いが進みやすいことです。
まず、離婚調停について説明しておきましょう。

夫婦ふたりで離婚に関する話合いができない場合や話が進まない場合にする手続きで正式には「夫婦関係調整調停」といいます。
裁判所に入ってもらうことで離婚協議を進めます。
第三者になる調停員が夫婦の離婚の話を進めて折り合いをつけます。

二人で話が進展しないと、感情的になってしまいます。
慰謝料や養育費など金銭的なものが絡んでくると尚更です。
離婚の話が進まないと、離婚をしたい人が不利になる条件でも応じてしまい損をします。

調停調書がもらえるので公正証書よりも効力があります。

書面で残ることはあとでトラブルになりにくいです。
養育費用や慰謝料を決めて協議離婚をしたとしましょう。
夫婦によれば公証役場で公正証書を作成する場合もありますし、作成しない場合もあります。

調停離婚をすれば「調停調書」をもらえますが、これは公正証書と同様の効果があります。
調停証書は裁判所で作成されますから公文書よりも法律的には効力があります。
こういった意味でも調停離婚がお勧めできます。

調停離婚ならば履行勧告・履行命令ができます！

養育費や慰謝料が滞っても泣き寝入りしなくてもいいのです。
真面目に払い続けている人は意外と少なくて、養育費は8割の人が払っていない統計があります。

調停離婚の場合は、強制執行をして財産や給料を差し押さえできます。
「履行勧告と履行命令」と言う制度が利用できるのは調停離婚した場合で、協議離婚で公正証書を作っていても強制力はありません。

いかがでしたでしょうか？
離婚する場合には、調停離婚をおすすめする理由をご紹介しました。

また、離婚調停をしている間に夫婦仲が修復する可能性もゼロではありません。
どちらかが離婚したくない場合は、調停員が仲裁に入ってくれることもあるのです。