戸籍謄本の記載は変更することができるの？

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戸籍謄本に離婚暦を残したくない！

一昔前に比べて離婚は決して珍しいことではありませんが、それでも離婚したことをできればわからないようにしておきたいと考えている人は少なくありません。

特に離婚する際にもめたような場合には調停離婚であったり協議離婚であったりとすることもあるのですが、これも戸籍には残ることになります。

戸籍には協議離婚や調停離婚といった記載がされることになりますから、次の結婚を考えると障害となってしまうこともあります。

例えば結婚相談所などに登録する際には戸籍謄本を提出することになりますが、そこに協議離婚などと記載があるとこの人はもめて離婚したんだなという判断になります。

もめて離婚したような場合には、やはり避けたいと考える人が出てくることもあります。

まして結婚は本人同士の問題だけではなく親族とのかかわりでもありますから離婚していることに対して問題と感じる親族もいますから新しい人生の出発のためにも戸籍には残らないようにしておきたいというのもしかたないでしょう。

通常離婚届を役所に提出すれば自動的に離婚したことが記載されてしまいます。

でもそれを避ける方法もありますから気になる人は参考にしてみるとよいでしょう。

離婚を戸籍謄本に記載しないためには？

離婚したことを戸籍謄本に記載しないためには転籍するとよいでしょう。

もちろん離婚したときには離婚したことを記載されることになりますが、その後本籍を移すことで新しい戸籍ができ、その戸籍ができた理由は転籍したことになりますから離婚の文字は消えるということになります。

転籍は実際に引越しなどをする必要なく変更することができますからその辺も安心です。

転籍は現在の戸籍のある自治体と違う自治体に移すようにすれば転籍することができます。

とはいっても離婚の記載がまったく消えてしまうのではなく、除籍謄本にはその履歴が残りこれは消すことはできません。

ただし、除籍謄本はあくまでも過去のもので、本人でも簡単に取ることができるものでもありませんからその点は安心でしょう。

とはいっても戸籍から離婚暦を消すことができても事実が消されるわけではありませんから、新しいパートナーができたら機会をみて打ち明けるということも必要かもしれません。

逆に隠しておいたことが問題となることもありますから、気をつけましょう。